デザイン住宅を購入する人が増えています

戦後焼け野原となったところから出発し、資材もない頃はバラック建てと呼ばれる仮設住宅のようなところに住んで来たものでした。その後プレハブハウスも開発され多くのハウスメーカーも誕生しました。高度成長期に入ると鉄道路線とともに宅地開発も進められ住宅需要も急激に増加して行きました。それまで在来工法と呼ばれる木造軸組工法は竹小舞に土塗り壁といった水を使う工法でしたが工期短縮の必要性や新建材の登場によって乾式工法と呼ばれる水を使わない工法に変わって行きました。大きな地震を何度も経験し、そのたびに建築基準法が改正されたり地震に強く過ごしやすい住宅を目指して建築業界も歩んできました。そのうち地球温暖化時代を迎え、火力発電や原子力発電から少しずつ脱却して自然再生エネルギーを利用した発電方法が模索されて来ています。

戦後自然災害を受けながらも建築面の改革も行われて来ました

耐震工法も施工会社やハウスメーカーによって建築基準法の新耐震基準にそって独自の工法がとられるようになり、施工面では耐震等級に従ってその認定をとるということも行われるようになって来ています。気密断熱性や防音性に関しては外断熱とか樹脂サッシが使われたり、サッシでは二重サッシや複層ガラスが用いられるようになり省エネ性能と共に現在では標準仕様になりつつあります。都会や地方においては大規模な開発が行われ分譲住宅も多く建てられて来ました。そして開発業者の中には分譲住宅の地域も一体的に整備されたりデザイン的にも経験を積んで工夫がなされたりしてその水準も以前に比較して高レベルになって来ています。従って機能的な面が考慮された後はいかに他の住宅と差別化をはかれば良いかという課題へ移って来ているとも言えます。

優れたデザイン住宅の影響と注意すべき点とは

デザイン住宅も思い思いに勝手なデザインや色彩を使ってもよいかというとそういうわけにも行かず、景観にも配慮して条例などによっては壁面線や色彩についても一体としての調和が求められることもあるとされます。デザインに配慮して計画され施工に移された場合には周囲に対しても一種の存在感を示したり、ランドマークとなったり有名になったりして評価を受けることもあります。時には住宅関係の雑誌で取り上げられることも過去から実例としてあります。それが口コミで広がると設計者もスポットライトが当てられ注文がそこへ集中することもあるかもしれません。従って展示場替わりの役目を果たすということもあり得ます。ただデザイン住宅は一品生産品であり、それがどのような場合も適用できるかというと敷地や環境によって別問題になります。